毒物の混入経路の解明が待たれる
使用してない農薬がその通常の使用量を遥かに超えた濃度で検出されるに至っては,どうやら事態は中国製食品の栽培・加工工程への疑念から逸れつつあるようだ.
一説では待遇に不満を持つ(元)従業員がイメージダウンを狙って毒物を混入するケースも報告されているらしい.
生産・衛生管理手法ではなく労使関係に起因する問題であれば,人為的であるが故に更に危険度が増し高度な防衛策が必要になる.
これら工場側に起因する問題は現地サイドの当局の調べを待つしかないが,輸入側企業としては原料調達から輸送までのあらゆる工程での可能性を考慮した検知・防衛策が必要になる.
逆に言えばそれが出来ないのであれば当面は中国産製品に手を出すのを控えるべきであろう.
メーカーとは名ばかりの輸入元や,製造流通のノウハウを持たない商社ばかりが介在する現在の食品ビジネスの危うさを露呈した事件とも言えよう.
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