2007年10月30日

権力は腐敗する


国民は内心では侮蔑の思いで彼等を見ている 

まず最初にはっきりさせておくが,公務員の中には優秀な人材や真面目に職務に取り組んでいる者もいる. しかし残念ながらこのような不祥事や過ぎた待遇が表に出る度に全体への信頼を失っていく.

民間企業が接待や“お願い”をするのは相手の人物が優秀だからではなく,その人物が持つ決定権が目的でましてや友情や信頼関係からではない.

企業は仕事とそれに対する報酬により存続しており,その業種によって好むと好まざるとに関らず監督官庁と付き合わなければならない.

接待を受ける人間は自らに委ねられた権限を誤解し,あたかも自分個人が全ての裁量を掌握しているかのように民間に接し,人々はそのような役人に対して内心では侮蔑の念を抱いている.

これは接待を受ける役人だけに留まらず,報酬や福利厚生等で世の中の水準からかけ離れた待遇を受けながら,それを当然の事のように改めない連中や,省庁から天下りして外郭団体の役職者となって血税をバラ撒く者にも当てはまる.

かつてエイブラハムリンカーンは民主主義の本質を指して,“人民の人民による人民のための政治”と述べた.

しかし残念ながら日本では“国民の税金による公務員のための政治”がまかり通っており,“公僕”の理念を持ってこれを正そうとする者は残念ながら今のところ現れていない.

そのような意味ではこの国ではまだ真の民主主義は育っておらず,そんな二流国でお山の大将を満喫している役人達もまた二流官吏である.


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