2007年10月17日

何とかの一つ覚え?


a 相変わらず 
u 薄っぺらな商品構成 

恒例の新モデル発表の場ではこれまた恒例の“薄さ”と“ワンセグ”の新機種が並んだようだが,どうも「他にアピールは無いんかい?」と突っ込みたくなるような相変わらずの商品構成に見えてしまう.

以前から感じる疑問なのだが,何故コンビニの季節商品の棚のように目まぐるしく新型端末(それも変り映えしない)を投入する必要があるのだろうか?

このキャリアがMNPで1人勝ちを収めているのは,“画”や“歌”といったお子様向け機能と料金プランの1人暮らし優遇あたりが原因かと思われるが,これらに惹かれるユーザーは他キャリアで面白いサービスが始まればさっさと移る“逃げ足”の早い層であり,長期的な経営の安定には余り寄与しないとする説もある.

この層は出費の多い“大人”達に比べモバイル関連に支出する可処分所得が多く,短期的にはこの層を押さえる事で好収益を挙げると思われるが,一生1人暮らしを続ける者やいつまでもメール交換で遊べる者は全体から見れば少数派であり,今から長期的な収益に貢献する別のユーザー層の開拓が必要と思われる.

対する(本来は最も磐石経営と思われた)元国営先発会社であるが,お子様向け路線で先を行くこの後発企業に追従するようなサービス展開ばかりで,いつまでも反撃が始まらない. 最近のキャッチコピー“2.0”は業界内で新サービスを始める順番かと錯覚してしまう.
(虎の子と思われた“ブラックベリー”も現状では“子”のまま成長しなそうな雲行きだ)

普及台数に頭打ち感が出てきた携帯電話は,今後既存のパイの奪い合いによる消耗戦に入るという観測もあるようだが,生き残りを掛けた戦いを有利に進めるためには,長短期両方の展望に立ったユーザーの獲得が必要であり,いびつなユーザー構成比でトップ気分に浸ったり,後出しジャンケンのようなサービスばかりを提供しているようでは先が思いやられる.

もし他キャリアからユーザーを奪ったり,最新モデル好きの既存ユーザーを繋ぎ留めるために,似たような端末メーカーから似たような端末を調達して頻繁なモデルチェンジを繰り返しているのであれば,市場分析と潜在ニーズの掘り起こしに一層の予算を分配し,幅広いユーザー層にカスタマイズ可能なサービスの開拓と,永く使われる“名機”と呼ばれるような端末の開発に注力して欲しいと考えるのは少数派の意見だろうか?







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