2007年05月29日

変る香港 変らない香港

香港は目の上のたんこぶか?

北京の偉いさん達には香港はどのように映っているのだろうか?

北京語(報道番組等で耳にする鋭い子音と巻き舌の中国語)と広東語(ジャッキーチェンの映画や中川家礼二のネタに出るような丸っこい音の中国語),簡字(省略され過ぎて日本人には判読出来ない漢字)体と繁字(旧字体のように画数が多いが日本人には理解し易い漢字)体,共産主義と資本主義,国家を指導する中央政府と高度な自治権を持つ独立行政区.

容易には相容れ難い違いがありつつも,ナショナリズムという観点では強く結ばれ合う両者.

台湾を“一つの中国の一部”と主張する共産党政府には,将来の台湾帰属(の可能性はは別として)をにらんで急激な“中国化”は進めづらい一方で,「何時までも自由奔放にはさせない」との思いもある事だろう.

中央がじわじわと進める“中国化”政策と,香港人の狙う“本土を利用した更なる発展”の両立には,両者の巧みな政治的駆け引きと絶妙なバランス感覚が求められる.
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