(他の写真が無いのが残念)
以前にも触れた王子の派遣問題であるが,この陸軍参謀長の下した結論の正当性には疑いの余地が無い.
参謀長は王子の指揮官であると同時に,英陸軍兵士達の指揮官でもあるという事だろう.
彼の「王子自身および王子が所属する部隊の兵士たちが標的となる危険性はあまりに大き過ぎる」という判断は的確かつ明瞭であり,困難な情勢にある地域への派遣を志願した王子はその意味をもう一度噛み締めるべきだ.
唯一王子側に立って(穿った見方ではあるが)味方をするとすれば,やはり母親を(結果的に)悲惨な死に追いやった英国政府・王室の姿勢への抗議のアピールと見るのも,あながち突飛な背景ではないかも知れない.
しかしその動機が何であったとしても,“部隊”として一緒に派遣される他の兵士達の事を考慮していない点に於いて彼の主張は容認されるべきではなかったし,彼等の上官となる王子の判断力はそうあるべき水準に達してはいなかったと言えよう.
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