2007年05月08日

独善か資源保護か?


感情的反捕鯨派が多いIWCは機能するのだろうか?

元来IWCはその名の通りInternational Whaling Commission,つまり国際“捕鯨”委員会として機能してきた筈であるが,1982年の商業捕鯨モラトリアム以降は捕鯨禁止を恒常化させたい人々がその主張を通す場となってしまった.

一方的な鯨保護は餌となる他の海洋資源(生物)への脅威ともなり,生態系のバランスを危うくする可能性をはらんでいる事を認識すべきだろう.
有機物・無機物を問わず地球上のあらゆる資源を自らの生存のために消費する人類は,その生存を前提としてこれら資源の継続的な有効活用を考えなくてはならない.

調査捕鯨やその他のリサーチ結果から鯨類の増加は明らかと言われており,やみくもに鯨だけを保護の対象とする現IWC主流派の主張には説得力がなく,ましてや動物愛護の観点からの議論は的外れも甚だしい.
今後は増加していると言われる調査結果の科学的検証を進め,確認されれば適正な管理の下に活用する方向へ進むのがIWCの本来の姿と言えよう.

どうしても鯨の保護を訴えたい人々は“海洋哺乳類保護委員会”でも何でも作って,そちらに行って持論を主張すればいいし,日本はそこへ参加しなければいいだけではないだろうか.
捕鯨国日本がIWCから脱退して,そこが残った反捕鯨派の楽園となるのはいささか趣旨違いであるような気もする.
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