射撃や銃器の扱いのトレーニングを受けていない多数の学生達が,自衛と称してこの事件の犯人のような者と学内で銃撃戦を展開した場合に,どのような事態が起きるかを想像する能力を持ち合わせていないのだろうか.
擁護派の殆どの人達ですら生身の人を撃つ(撃ち合いになる)状況を経験した事がないであろうと思われる中,どのような思考回路から学生による自衛目的の銃での反撃を思い付くのだろう?
共和党の強力な支持団体であった全米ライフル協会(National Rifle Association=NRA)は,会員達の結束を訴えると共に次期政権の行方を見据えて民主党シフトも怠っていない.
銃所持を擁護する議員であれば,この際保守かリベラルかは大きな問題ではないのだろう.
侵略した土地の先住民族(ネイティヴアメリカン)や野生動物,無法時代の対立利害関係者から身を守る(もしくは先制して未然に防ぐ)道具として機能していた銃器を,法治体系が整備された現代でも狩猟(もしくは競技)の道具としてではなく,護身用として手放す事が出来ない不幸な人達は,時代の変化に順応出来ないまま自らのアイデンティティーを銃に求め続け,自身の生存が脅かされる(と信じ込んでいる)限りは他者がこれによって命を落としても仕方がないと考えているのであろう.
江戸時代,武士は太刀と脇差を腰に町を闊歩していたが,実は武士以外でも脇差のみは所持する事が許されていた.
さしずめ太刀がライフル,脇差が拳銃と言ったところか.
もし彼らが日本人であったら現代に帯刀を主張するのであろうか?
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